「奈良で子どもと甘いものを食べたいけれど、どのカフェに入ればいいのか分からない」「東大寺や奈良公園を歩いたあと、どこで休めばいいの?」――奈良のカフェやスイーツを探すと店名がたくさん出てきて、営業日や予約の有無まで比べるのはひと苦労ですよね。
先に結論をお伝えすると、奈良のカフェスイーツは「葛(くず)」「わらび餅・ぜんざい」「大和茶(抹茶)」の3系統で選ぶと迷いません。近鉄奈良駅から徒歩1分で大和茶大福が買える店、徒歩10分で駐車場つきの葛の老舗、東大寺境内で11:00~15:00だけ開く茶店と、場所と時間帯で役割がはっきり分かれているからです。かき氷や冬のいちごスイーツは、予約や開催期間を先に押さえるだけで空振りを防げます。
この記事では、各店・施設の公式サイトの情報をもとに、営業時間・定休日・駐車場・駅からの距離を奈良おでかけノート編集部が整理しました。乳児連れ・未就学児・小学生・祖父母と一緒のおでかけまで、シーン別の回り方もまとめています。
・奈良のカフェスイーツを「葛・わらび餅・大和茶」で選ぶ理由
・近鉄奈良駅周辺と東大寺周辺、エリア別の甘味処の営業時間と駐車場
・かき氷の予約制・特別営業日で空振りしないための段取り
・乳児連れ・祖父母同伴など子連れシーン別の回り方
奈良カフェ スイーツは「葛・わらび餅・大和茶」の3系統で選ぶと迷わない

奈良らしさで選ぶなら、まず素材から決めるのが近道
奈良でスイーツを選ぶときは、店名より先に「何を食べたいか」を素材で決めると失敗しにくくなります。奈良の甘味処は、吉野の本葛を使う葛菓子、わらび餅やぜんざいといった茶店の定番、県内産の大和茶を使った抹茶スイーツの3つにはっきり分かれているからです。
たとえば葛なら、近鉄奈良駅から徒歩10分の「吉野本葛 天極堂 奈良本店」が葛ソフトクリーム・葛もち・くずの子ロール・葛ぜんざいを盛り合わせた「極パフェ」を公式で人気No.1と案内しています。わらび餅なら東大寺境内の「あぜくらや」でわらびもち770円、大和茶なら駅から徒歩1分の「大和茶大福専門店 GRANCHA」で大和茶大福(1個)330円です。
未就学児連れなら、ひと口サイズで食べやすいわらび餅や大福が扱いやすく、小学生ならボリュームのあるパフェで満足感を出す、という分け方もできます。祖父母と一緒なら、ぜんざいや葛のように昔ながらの甘味があると会話も弾みます。
注意したいのは、素材が同じでも店によって営業時間の幅が大きく違う点です。東大寺境内の茶店は15:00で閉まる一方、天極堂は午前10時~午後7時30分(ラストオーダー午後7時)まで開いています。「食べたいもの」と「行ける時間帯」をセットで考えておくのが段取りのコツです。
営業時間・定休日・駐車場を1枚で比べると選びやすい
子連れで動くなら、味より先に「開いているか」「車を停められるか」を確認するのが確実です。下の表は、奈良おでかけノート調べとして各店の公式サイトに載っている営業時間・定休日・駐車場・駅からの距離を並べたものです。
| 店名 | 営業時間 | 定休日 | 駐車場 | 近鉄奈良駅から |
|---|---|---|---|---|
| GRANCHA | 大福販売10:00~19:00/STAND 10:00~18:00 | 12月31日・1月1日のみ休業 | 専用駐車場なし | 徒歩1分 |
| 天極堂 奈良本店 | 午前10時~午後7時30分 | 火曜日(祭日の場合翌日) | 有(6台) | 徒歩10分 |
| 千壽茶寮 奈良本店 | 物販10:00~18:00(茶寮は告知日) | 元日のみ休業(物販) | あり(10台) | 徒歩15分 |
| あぜくらや | 11:00~15:00 | 不定休 | なし(近隣にコインパーキング) | 徒歩約21分 |
表を見ると、駐車場があるのは天極堂(6台)と千壽茶寮(10台)の2店で、駅前のGRANCHAと東大寺境内のあぜくらやは専用駐車場がありません。車で来る日は押上町エリアの2店、電車の日は駅前と東大寺をつなぐルート、と使い分けると動きやすくなります。
ただし、駐車台数はどちらも10台以下です。週末の昼過ぎは埋まっていることも考えて、近隣のコインパーキングを候補に入れておくと慌てずに済みます。
かき氷と季節のいちごは「時期もの」として別枠で考える
かき氷といちごスイーツは、通年の甘味処とは別枠で計画するのが正解です。どちらも提供期間や予約方法が決まっていて、ふらっと行っても食べられない日があるからです。
ならまちの「ほうせき箱」はWEB予約制で、予約は前日21時から受け付ける仕組みです。千壽茶寮のかき氷は公式お知らせで「9月~12月:毎月第1土日、11時営業開始」と告知されており、8月は休業でした。氷室神社のかき氷献氷は夏季(6月1日~8月31日)のみで、今年の受付はすでに終わっています。冬のいちごスイーツは、奈良市観光協会の「奈良いちごまみれ!」が2025-26シーズンに2026年1月5日~2月28日の期間で奈良市内11店舗が参加しました。
秋の週末なら千壽茶寮の第1土日を狙い、冬休み明けからはいちご企画、というように季節でスイーツを入れ替えると、同じ奈良でも毎回違う楽しみ方ができます。小学生の子どもと「次はこれを食べに行こう」と予定を立てるのも楽しいですよ。
気をつけたいのは、季節ものの情報は年ごとに変わる点です。この記事で紹介する期間や営業日は公式発表の実績なので、出かける前に各公式のお知らせを確認してください。
近鉄奈良駅から徒歩1分と徒歩10分、甘味処はどう使い分ける?
駅から徒歩1分のGRANCHAは「待ち時間ゼロで買える」大和茶大福が強み
電車で着いてすぐ甘いものを食べたいなら、近鉄奈良駅から徒歩1分の「大和茶大福専門店 GRANCHA」が便利です。大和茶大福(1個)330円と手に取りやすい価格で、大福の販売は10:00~19:00と夕方まで続きます。
定休日は設けておらず、休業は12月31日・1月1日のみ。平日でも土日でも予定を立てやすいのがありがたいところです。大福はひと口ずつかじれるサイズ感なので、2~3歳の子どもとも分けやすく、ベビーカーを押しながらでも受け取りやすい駅近の立地です。
使い方としては、奈良公園へ向かう前に家族分を買っておき、休憩のおやつにするのがおすすめです。帰り道に寄るなら販売時間が19:00までなので、夕方に奈良公園から戻ってきても間に合います。
注意点は、専用駐車場がないこと。公式でも近隣の有料駐車場の利用を案内しています。車で来る場合は、駅周辺のコインパーキングに停めて歩く前提で計画しましょう。また、東向商店街の人通りが多い時間帯は店先が混み合うこともあるので、ベビーカーは商店街の端に寄せて待つと安心です。
| 住所 | 〒630-8215 奈良県奈良市東向中町22 |
| 電話番号 | 0742-26-4834 |
| 営業時間 | 大和茶大福の販売10:00~19:00/STAND GRANCHA 10:00~18:00 |
| 定休日 | 12月31日・1月1日のみ休業 |
| アクセス | STAND GRANCHA公式: 近鉄奈良駅より徒歩1分 |
| 駐車場 | 専用駐車場なし(近隣に有料駐車場) |
| 公式サイト | 公式サイト |
イートインのSTAND GRANCHAは季節のソフトクリームパフェが目玉
座って食べたいなら、同じ建物でイートインできる「STAND GRANCHA」を使いましょう。営業時間は10:00~18:00で、大和茶を使ったスイーツをその場で味わえます。2階は釜めし店になっているので、食事とデザートを同じ場所で済ませたい日にも使えます。
季節メニューの例として、2026年冬の「奈良いちごまみれ!」の期間には「いちごまみれ 大和抹茶モンブラン ソフトクリームパフェ」が1,580円で提供されていました(前季実績)。抹茶の苦みといちごの甘酸っぱさを重ねたパフェで、奈良市観光協会の企画ページにも掲載されていたメニューです。
小学生くらいならパフェを1人1つ、未就学児なら大人のパフェを取り分けるのがちょうどよい量です。駅から近いので、雨の日に「今日は遠くまで歩かず駅前で甘いものだけ楽しもう」と予定を切り替えるときにも頼りになります。
注意点として、季節メニューは期間が終わると入れ替わります。上記の1,580円のパフェは冬季限定だったため、今の季節のラインナップは公式サイトやSNSで確認してから出かけてください。

駅前で手早く買うならGRANCHA(大福販売10:00~19:00)、座ってパフェならSTAND GRANCHA(10:00~18:00)、車で葛スイーツなら駐車場有(6台)の天極堂、と役割で分けると迷いません。
徒歩10分の天極堂 奈良本店は、葛の「極パフェ」と駐車場6台が決め手
葛のスイーツを食べるなら、近鉄奈良駅より徒歩10分の「吉野本葛 天極堂 奈良本店」が第一候補です。公式で人気No.1と案内している「極パフェ」は、葛ソフトクリーム・葛もち・くずの子ロール・葛ぜんざいをひとつの器に盛り合わせた、葛づくしのパフェです。
営業時間は午前10時~午後7時30分(ラストオーダー午後7時)と長めで、定休日は火曜日(祭日の場合翌日)。駐車場は有(6台)なので、車で来る家族にも使いやすい店です。バスなら奈良県庁東側の「押上町」バス停で降りてすぐの位置にあります。
葛もちやぜんざいはやわらかい口当たりなので、祖父母と一緒のおでかけでも選びやすいメニューです。子どもには葛ソフトクリーム、大人は極パフェ、というように家族で頼み分けると、いろいろな葛の食感を少しずつ味わえます。
気をつけたいのは、極パフェの価格が公式ページで確認できないこと。予算をきっちり決めておきたい場合は、出かける前に店舗へ電話で確認しておくと安心です。また火曜日は定休なので、平日の予定を立てるときは曜日を必ずチェックしてください。
| 住所 | 〒630-8273 奈良県奈良市押上町1-6 |
| 電話番号 | 0742-27-5011 |
| 営業時間 | 午前10時~午後7時30分(ラストオーダー午後7時) |
| 定休日 | 火曜日(祭日の場合翌日) |
| アクセス | 近鉄奈良駅より徒歩10分/奈良県庁東側バス停「押上町」下車スグ |
| 駐車場 | 有(6台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
東大寺・奈良公園を歩いたあと、どこで甘いものを食べる?

東大寺境内の「あぜくらや」は11:00~15:00だけ開く茶店
東大寺を歩いたあとの休憩なら、境内の二月堂周辺にある茶店「あぜくらや」がちょうどよい位置にあります。営業時間は11:00~15:00で、大仏殿から二月堂へ向かう坂道の途中でひと息つける貴重な甘味処です。
アクセスは、近鉄奈良駅より徒歩約21分、または奈良交通バスの「東大寺大仏殿・春日大社前」停留所から徒歩約10分。東大寺の大仏殿を見学したあと、そのまま二月堂方面へ歩けば自然にたどり着ける動線です。
小学生なら大仏殿から二月堂まで一緒に歩いて、ご褒美の甘味にするのがおすすめ。未就学児は坂道で疲れやすいので、抱っこ紐を持っていくか、休憩をこまめに挟む計画にしておくと楽になります。境内は石畳や坂があるため、ベビーカーよりも抱っこ紐のほうが動きやすい場面が多いです。
注意点は、定休日が不定休であることと、駐車場がないことです。車の場合は近隣のコインパーキングに停めて歩く必要があります。営業時間が4時間と短いので、午前中に大仏殿、昼過ぎにあぜくらや、という順番で組み立てると余裕を持って間に合います。
| 住所 | 〒630-8211 奈良県奈良市雑司町407番地 |
| 電話番号 | 0742-23-3033 |
| 営業時間 | 11:00~15:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| アクセス | 近鉄奈良駅より徒歩約21分/奈良交通バス東大寺大仏殿・春日大社前停留所より徒歩約10分 |
| 駐車場 | なし(近隣にコインパーキング有り) |
| 公式サイト | 公式サイト |
わらびもち770円・抹茶パフェ880円、家族で頼み分けやすいメニュー構成
あぜくらやは、定番の和の甘味を手頃な価格で頼めるのが魅力です。公式メニューでは、わらびもち770円、ぜんざい770円、抹茶ぜんざい880円、抹茶パフェ880円、古都セット880円といった価格が税込で案内されています。
わらびもちはぷるんとした食感でのどごしがよく、きなこの香ばしさと一緒に楽しめる定番の一品。ぜんざいはあたたかい小豆の甘さが歩き疲れた体にしみる、秋冬の東大寺めぐりにぴったりのメニューです。抹茶パフェは抹茶の苦みとアイスの甘さのバランスが取れていて、甘いものが好きな小学生にも人気が出やすい組み合わせです。
家族4人なら、大人はぜんざいや抹茶ぜんざい、子どもはわらびもちや抹茶パフェ、と頼み分けると取り分けもしやすくなります。セットメニューを選べば、飲み物と甘味をまとめて頼めるので注文もスムーズです。
注意点として、境内の茶店は観光のピーク時間に席が埋まりやすくなります。修学旅行や観光バスの団体が多い時期は、11:00の開店直後か14時台前半など、昼のピークを外して訪れると座りやすくなります。
あぜくらやの営業は11:00~15:00です。大仏殿の見学を午後に回すと、二月堂に着くころには閉店していることがあります。境内の甘味処を楽しみにしている日は、見学の順番を「大仏殿→二月堂→あぜくらや」と午前中から組み立てておきましょう。
失敗パターン①:大仏殿でゆっくりしすぎて茶店の閉店に間に合わない
東大寺の甘味処でよくある失敗が、見学に時間をかけすぎて閉店時刻を過ぎてしまうケースです。あぜくらやの営業は15:00までなので、午後から東大寺に入ると、大仏殿の見学や鹿との触れ合いであっという間に時間が過ぎてしまいます。
原因は、東大寺の境内が広く、大仏殿から二月堂までの坂道に思った以上の時間がかかることです。子ども連れだと鹿を見るたびに立ち止まったり、トイレ休憩を挟んだりして、移動時間が大人だけの倍近くになることも珍しくありません。
対策は、東大寺の見学を午前中からスタートすること。バスで「東大寺大仏殿・春日大社前」まで来れば、停留所からあぜくらやまでは徒歩約10分です。大仏殿を見学してから二月堂方面へ上がり、お昼を兼ねて甘味休憩、という流れにすれば閉店時刻を気にせず過ごせます。
もうひとつの対策は、間に合わなかったときの代わりの店を決めておくこと。夕方でも開いている駅前のGRANCHA(大福販売10:00~19:00)や、午前10時~午後7時30分営業の天極堂を「予備」にしておけば、子どもをがっかりさせずに済みます。

「東大寺まで来たけれど、大仏殿の前は人でいっぱい。子どもが少しのびのび歩ける場所はないかな」。奈良公園を子連れで歩いていると、そんなふうに一息つける場所を探した…
かき氷は予約と営業日を先に確かめれば空振りしない
ならまちの「ほうせき箱」はWEB予約制、予約は前日21時から
奈良のかき氷を代表する店として名前がよく挙がるのが、ならまちの「ほうせき箱」です。ここはWEB予約制で、予約は前日21時から受け付けています。当日ふらっと行っても入れないことがあるので、予約を前提に予定を組むのが基本です。
予約ページは店のInstagramから案内されていて、編集部が確認した時点では「受付期間外のため、予約できません」と表示されていました。予約枠は日によって出たり出なかったりするため、行きたい日の前日の夜にページを開いて確認するのが確実です。定休日は木曜日です。
近鉄奈良駅から徒歩で向かえる距離にあり、ならまち散策と組み合わせやすい立地です。小学生くらいの子どもなら、きれいな色のシロップがかかったかき氷は写真映えもして喜ばれます。未就学児と一緒なら、大人のかき氷を取り分ける前提で考えておくとよいでしょう。
注意点は、営業時間が情報源によって異なることです。商店街のページと店のInstagramで時間が食い違っているため、この記事では時間を断定しません。出かける前に公式の予約ページとInstagramで最新の営業時間と予約状況を確認してください。
| 住所 | 奈良県奈良市餅飯殿町47 |
| 電話番号 | 0742-93-4260 |
| 定休日 | 木曜日 |
| アクセス | 近鉄奈良駅より徒歩約8分(二次情報) |
| 公式サイト | 公式サイト |
千壽茶寮のかき氷は9月~12月の毎月第1土日だけの特別営業
秋にかき氷を楽しむなら、押上町の「喫茶 千壽茶寮 奈良本店(千壽庵吉宗)」の特別営業日を狙いましょう。公式お知らせでは「9月~12月:毎月第1土日、11時営業開始」と案内されていて、8月は休業でした。
受付終了は16時ですが、公式でも「お待ちの方が多いと受付終了時間が早まることがあります」と注意書きがあります。かき氷の営業日以外も、土日祝日限定でわらび餅と飲み物を楽しめるので、かき氷の日に合わなくても甘味休憩には使えます。物販は10:00~18:00で、休業は元日のみです。
駐車場があり(10台)、近鉄奈良駅①番出口より徒歩15分、県庁東交差点から北へ500mの位置です。車で行ける甘味処が少ない奈良公園周辺では、駐車場がある点が子連れにはありがたいポイント。奈良公園の北側を散策したあとに立ち寄るルートが組みやすいです。
注意点は、営業日が月に2日程度に限られること。月の第1土日を逃すと翌月まで待つことになります。また、第1土日は待ちが多くなりやすいので、11時の開店に合わせて早めに到着しておくと安心です。
| 住所 | 奈良県奈良市押上町39番地の1 |
| 電話番号 | 0742-23-3003 |
| 営業時間 | 物販10:00~18:00(茶寮の営業日は公式お知らせで告知) |
| 定休日 | 元日のみ休業(物販) |
| アクセス | 近鉄奈良駅①番出口より徒歩15分/県庁東交差点北500m |
| 駐車場 | あり(10台) |
| 公式サイト | 公式サイト |
千壽茶寮のかき氷は受付終了が16時ですが、公式でも「お待ちの方が多いと受付終了時間が早まることがあります」と案内しています。第1土日は11時の営業開始に合わせて到着し、かき氷を食べられなかった場合は土日祝日のわらび餅に切り替える心づもりをしておきましょう。
氷室神社のかき氷献氷は夏だけ、今年はすでに終了
奈良のかき氷を語るうえで欠かせないのが、氷の神様をまつる氷室神社です。神社のかき氷献氷は夏季(6月1日~8月31日)のみの受付で、今年の受付はすでに終わりました。来年の夏に向けて、仕組みを知っておくと予定が立てやすくなります。
公式によると、受付は午前9時より午後4時ごろを目安とし、社務所で申し込んで拝殿前にお供えしてから、撤饌(お下がり)としていただく流れです。初穂料は一回500円以上を目安とされています。カフェのかき氷とは違い、神社ならではの体験として楽しめるのが特徴です。
小学生なら「神様にお供えしてからいただく」という流れ自体が思い出に残りやすく、夏休みの自由研究のテーマにもなります。乳児連れの場合は、暑い時間帯を避けて午前中の早い時間に訪れると親子とも負担が少なく済みます。
注意点は、期間外には受付がないことです。秋や冬に訪れてもかき氷はいただけないので、来夏の予定に入れる場合は、神社の公式ページで受付時期を確認してから出かけてください。
失敗パターン②:人気のかき氷店に予約なしで向かって入れない
かき氷でありがちな失敗が、「週末だし行けば食べられるだろう」と予約や営業日を確認せずに向かってしまうことです。ほうせき箱はWEB予約制、千壽茶寮のかき氷は毎月第1土日だけの特別営業なので、確認なしだと空振りする可能性が高くなります。
原因は、かき氷の人気店ほど「通常のカフェ営業」と「かき氷の提供日」が別になっていることです。千壽茶寮もかき氷の日以外は、土日祝日限定でわらび餅と飲み物の営業になります。店が開いていても、かき氷がない日があるのです。
対策は3つあります。1つめは、ほうせき箱なら前日21時の予約受付開始に合わせてページを開くこと。2つめは、千壽茶寮なら公式お知らせで第1土日の営業を確認し、11時の開店に合わせて到着すること。3つめは、かき氷が食べられなかったときの代わりに、わらび餅や大福など通年の甘味を用意しておくことです。
特に子どもが「かき氷を食べる」と楽しみにしている日は、空振りのダメージが大きくなります。予約の確認と代わりの店の用意、この2つをセットにしておくと、当日の予定変更も落ち着いて対応できます。
冬のいちごスイーツはいつから?「奈良いちごまみれ!」の前季実績
2025-26シーズンは1月5日~2月28日、奈良市内11店舗が参加
冬に奈良でいちごスイーツを楽しむなら、奈良市観光協会の冬季スイーツ企画「奈良いちごまみれ!」をチェックしましょう。2025-26シーズンは2026年1月5日~2月28日の期間で、奈良市内11店舗が参加しました。
企画ページでは、奈良県のブランドいちご「古都華」を使ったスイーツを中心に、カフェやホテルのメニューが紹介されていました。駅前のSTAND GRANCHAも参加店のひとつで、「いちごまみれ 大和抹茶モンブラン ソフトクリームパフェ」を1,580円で提供していました。
冬休み明けから2月末までの期間なので、小学生の子どもと週末に出かける計画にも組み込みやすい時期です。寒い時期の奈良公園は人出が落ち着くことも多く、ゆっくり甘いものを楽しみたい家族には狙い目の季節です。
注意点として、上記はあくまで2025-26シーズンの実績です。2026-27シーズンの開催期間や参加店は、奈良市観光協会の公式ページで発表を確認してください。参加店やメニューは年によって入れ替わる可能性があります。
古都華を使ったスイーツは、パフェ・ケーキ・ドリンクと幅が広い
「奈良いちごまみれ!」の魅力は、同じ古都華を使っていてもメニューの幅が広いことです。企画ページでは、パフェのほか、チャイとケーキのセット、ホテルのアフタヌーンティーなど、お店ごとに違う形でいちごを楽しめるメニューが並んでいました。
古都華は奈良県で生まれたいちごの品種で、奈良のいちごスイーツでよく使われています。赤い色がはっきりしていて、パフェやケーキに乗せると見た目が華やかになるのも、子どもが喜ぶポイントです。
使い分けとしては、小学生と一緒ならボリュームのあるパフェ、未就学児なら取り分けやすいケーキ、祖父母と一緒ならゆったり座れるホテルのティータイム、というように家族の構成に合わせて選ぶとよいでしょう。
ただし、いちごスイーツは材料の入荷状況で提供が終わる場合もあります。期間中でも品切れや提供終了になることがあるので、特定のメニューを目当てにする場合は、事前に各店の公式SNSなどで提供状況を確認しておくと安心です。

冬から春にかけて、SNSに流れてくる真っ赤ないちごパフェ。「奈良でも食べられるの?」「子どもを連れて行って、予約なしで食べられる?」「車で行くなら駐車場はある?…
実は、奈良のいちごスイーツは冬のほうが選択肢が増える
意外と知られていないけれど、奈良でスイーツを食べ歩くなら、かき氷の夏よりもいちごの冬のほうが選択肢が増える年があります。2025-26シーズンの「奈良いちごまみれ!」は、奈良市内11店舗が同じ期間にいちごメニューを出していました。観光のオフシーズンと重なるため、人出が落ち着いた奈良公園と組み合わせやすいのも冬の強みです。
奈良のスイーツというと、夏のかき氷や通年の抹茶スイーツを思い浮かべる人が多いかもしれません。ですが、冬は観光協会が企画としてまとめて情報を出すため、どの店でどんないちごメニューが食べられるかが一覧で分かり、計画を立てやすいのです。
子連れにとっては、寒さ対策さえしておけば、夏の暑さや混雑を避けて快適に動ける季節でもあります。ベビーカーでの移動も、夏の日差しを気にしなくていい分だけ負担が軽くなります。冬に奈良へ出かける予定があるなら、1月からの企画開始をひとつの目安にしてみてください。
子連れ・ベビーカーで甘味処に行くときに押さえたい段取り
車で行くなら駐車場のある押上町エリアの2店が使いやすい
車で奈良のカフェに行くなら、駐車場がある天極堂(有(6台))と千壽茶寮(あり(10台))の2店を軸にすると動きやすくなります。どちらも押上町にあり、奈良公園の北側から近い位置です。
駅前のGRANCHAは専用駐車場なし、東大寺境内のあぜくらやは駐車場なし(近隣にコインパーキング有り)です。つまり、車で来てお店のすぐ近くに停めたいなら、押上町の2店が有力候補になります。天極堂はバスの「押上町」停留所で降りてすぐの位置なので、電車とバスで来る家族にも使いやすい場所です。
乳児連れでチャイルドシートの乗せ降ろしが必要な家族や、祖父母と一緒で長く歩きたくない家族には、駐車場のある店を選ぶだけで移動の負担がぐっと減ります。車内でおむつ替えや授乳を済ませてから入店できるのも、車移動のメリットです。
注意点は、どちらも駐車台数が多くないことです。週末の昼過ぎや連休中は満車になることもあるので、近くのコインパーキングを事前に地図で確認しておくと、満車でも慌てずに済みます。
| 車で行くメリット | 車で行くデメリット |
|---|---|
| 天極堂(6台)・千壽茶寮(10台)は店の駐車場が使える 車内でおむつ替え・授乳を済ませてから入店できる 祖父母同伴でも歩く距離を短くできる | 駅前のGRANCHAや東大寺のあぜくらやは専用駐車場がない どちらの駐車場も台数が少なく週末は埋まりやすい 奈良公園周辺は観光シーズンに道路が混みやすい |
ベビーカー・授乳室・おむつ替えは、出かける前に電話で確認を
甘味処に乳児連れで行くときは、ベビーカーで入れるか、授乳やおむつ替えができる場所があるかを事前に確認しておくのが安心です。今回紹介している店舗の公式サイトの主要ページでは、ベビーカーの入店可否や授乳室・おむつ替え台についての案内が見当たらないため、出かける前に店舗へ電話で確認しておきましょう(電話番号は各店の情報カードに掲載しています)。
確認するときは「ベビーカーのまま席まで入れるか」「おむつ替えができるスペースはあるか」「子ども用の椅子や取り分け用の食器はあるか」の3点をまとめて聞くと効率的です。茶店や甘味処は席の間隔が狭いことも多いので、ベビーカーを店の外に置く必要があるかどうかも聞いておくと当日慌てません。
授乳やおむつ替えは、近鉄奈良駅や奈良公園周辺の公共施設で済ませてからお店に向かうのもひとつの方法です。特に東大寺境内のあぜくらやは坂の途中にあるため、ベビーカーより抱っこ紐のほうが動きやすい場面が多くなります。
注意点として、店の設備は改装などで変わることがあります。以前に行ったことがある店でも、久しぶりに訪れるときはあらためて確認しておくのがおすすめです。
雨の日は駅前のSTAND GRANCHAを拠点にすると濡れずに済む
雨の日に子連れで甘いものを楽しむなら、近鉄奈良駅から徒歩1分のSTAND GRANCHAを拠点にするのが一番濡れにくい選択です。駅からの移動が短く、東向商店街はアーケードがあるので、傘を差す時間を短くできます。
STAND GRANCHAの営業時間は10:00~18:00で、休業は12月31日・1月1日のみ。雨で奈良公園の散策をあきらめた日でも、駅前で大和茶のスイーツを楽しんで帰れば「今日はこれを食べに来た」と子どもも納得しやすくなります。
車で来ている場合は、駐車場から店までの移動が短い天極堂も雨の日向きです。バス停「押上町」下車すぐの位置なので、バスで行く場合も雨に濡れる時間を短くできます。
注意点は、雨の日は屋内の店に人が集中しやすいことです。特に週末は駅前のお店が混みやすいので、開店直後の10時台や夕方など、ピークを外した時間を狙うと座りやすくなります。
営業日・営業時間は各店の公式サイトやお知らせで確認する
奈良のカフェやスイーツ店に出かける前に、まず確認してほしいのが営業日と営業時間です。紹介した店の中でも、定休日なしの店、火曜定休の店、不定休の店、特別営業日のある店と、営業の形がばらばらだからです。
天極堂 奈良本店は公式の店舗案内で営業時間と定休日を案内しています。千壽茶寮は公式お知らせでかき氷の特別営業日を告知しています。あぜくらやは公式のアクセスページに営業時間と不定休の案内があり、GRANCHAは公式サイトで店舗情報を公開しています。
出かける日の前日に、これらのページを一度見ておくだけで空振りのリスクを減らせます。特に不定休のあぜくらやや、月に2日程度の特別営業となる千壽茶寮のかき氷は、確認の有無で当日の満足度が大きく変わります。
注意点として、臨時休業や営業時間の変更は公式SNSで先に告知されることもあります。公式サイトとあわせて、SNSもチェックしておくとより確実です。
乳児連れ・小学生・祖父母同伴、シーン別にどの店を選ぶ?
乳児連れなら、駐車場つきで営業時間の長い天極堂が安心
0~1歳の乳児連れなら、駐車場があり営業時間も長い天極堂 奈良本店が選びやすい店です。午前10時~午後7時30分(ラストオーダー午後7時)と営業時間が長いので、授乳やお昼寝のタイミングに合わせて予定を動かしても間に合います。
乳児連れのおでかけは、赤ちゃんの機嫌や授乳のタイミングで予定がずれるのが当たり前です。15:00で閉まる東大寺境内の茶店や、予約時間が決まっているかき氷店よりも、時間に余裕のある店のほうが親の気持ちも楽になります。駐車場は有(6台)なので、車内で授乳やおむつ替えを済ませてから入店できます。
大人は葛の極パフェ、上の子がいれば葛ソフトクリーム、というように家族で楽しめるのも魅力です。葛もちや葛ぜんざいはやわらかい食感なので、離乳食が進んだ子どもと大人が同じテーブルで過ごす時間も楽しめます(子どもに食べさせるかどうかは、月齢に合わせて保護者の判断で決めてください)。
注意点は、火曜日(祭日の場合翌日)が定休日であること。平日に出かける場合は曜日を確認し、駐車場が満車のときに備えて近くのコインパーキングも調べておきましょう。
未就学児・小学生なら、東大寺見学とあぜくらやをセットにする
3歳以上の未就学児や小学生と一緒なら、東大寺の見学とあぜくらやの甘味をセットにしたコースがおすすめです。大仏殿で大仏を見て、二月堂方面へ歩き、あぜくらやでわらびもちや抹茶パフェを楽しむ流れは、歩く・見る・食べるがバランスよく組み込めます。
あぜくらやはわらびもち770円、抹茶パフェ880円、ぜんざい770円と、子ども1人1品を頼んでも予算を立てやすい価格帯です。小学生なら「二月堂まで歩いたらパフェ」という目標を作ると、坂道もがんばって登ってくれることが多いです。
未就学児の場合は、途中で疲れてしまうことを考えて、行きはバスで「東大寺大仏殿・春日大社前」まで向かうのがおすすめです。停留所からあぜくらやまでは徒歩約10分なので、歩く距離をぐっと短くできます。
注意点は、営業時間が11:00~15:00と短いことと、不定休であることです。せっかく歩いて行ったのに閉まっていた、とならないよう、午前中に東大寺見学を始めるのが基本。お店が閉まっていた場合の代わりに、駅前のGRANCHAの大福を用意しておくと安心です。
シーン別の選び方は「乳児連れ=営業時間が長く駐車場つきの天極堂」「未就学児・小学生=東大寺見学とあぜくらや」「祖父母同伴=駐車場つきで座って休める押上町の2店」「雨の日・短時間=駅前のGRANCHA」が基本です。家族の状況に合わせて、1日1~2店に絞ると無理なく回れます。
祖父母同伴なら、駐車場つきの千壽茶寮でゆっくり甘味を
祖父母と3世代で出かけるなら、駐車場があり座ってゆっくり過ごせる千壽茶寮も選択肢になります。あり(10台)の駐車場があるので、祖父母に長く歩いてもらわずに済みます。
喫茶の営業日は公式お知らせで告知されていて、秋から冬(9月~12月)は毎月第1土日がかき氷の特別営業日、それ以外は土日祝日限定でわらび餅と飲み物を楽しめます。わらび餅は祖父母にもなじみのある甘味なので、世代を問わず楽しめるのがうれしいところです。
同じ押上町エリアに天極堂もあるため、「千壽茶寮でわらび餅を食べたあと、天極堂で葛菓子を見る」といった過ごし方もできます。どちらも駐車場があり、奈良公園の北側から近いので、祖父母の体力に合わせて無理のない範囲で散策を組み合わせられます。
注意点は、喫茶の営業が週末中心で、平日は営業していない日が多いことです。平日に祖父母と出かける場合は、営業時間の長い天極堂を中心に計画するほうが確実です。
まとめ
最初の一歩としては、近鉄奈良駅から徒歩1分のGRANCHAで大和茶大福を家族分買い、奈良公園の散策のおやつにするのが手軽です。慣れてきたら、東大寺とあぜくらやのセットや、千壽茶寮の第1土日のかき氷にも挑戦してみてください。
※営業時間・価格・営業日は変更になる場合があります。最新情報は各店の公式サイトでご確認ください。

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